こんにちは。かめきちです!
マルチビジネス的な稼ぎ方をしている団体について
実体験を踏まえて、解説します!
マルチを全否定するのが目的ではありません。
しかし、知らないままではカモにされるリスクもあると感じたため、
実態を周知したい!と思い本記事を執筆しました。
(彼らの話術は巧みで、お金稼げるよ~みたいな甘い言葉で誘惑してきますからね。)
・稼ぐ力を磨き、将来は会社から脱却をしたいと考えている若者(狙われやすい)
実態概要:飲み会起業
彼らの収入源の根幹をなしているのは飲み会でした。
「飲み会起業」
という呼び方がされていました。
レンタルキッチンや知人の飲食店を使って飲み会を開き、
参加費を高めに設定することで利益を生む
という仕組みです。
団体の構造は、下の画像のような完全なるピラミッドスタイルです。
ピラミッドは下記のような流れで成り立っています。
チームの最下層にあたるCランクの人が、
かめきちのようなチーム外の人間(Fランク)を飲み会に招待。
↓
招待人数が一定の基準を超えると、
実績を認められランクが昇格。
↓
ランクに応じて、飲み会起業だけでなく様々な業務を経験。
(Sランクが経営する事業の手伝いなど)
こうした流れを通じてビジネススキルを磨き、
実績を上げればまたランク昇格。
これを繰り返すことで徐々にお金を払う側から受け取る側に立場が逆転し、
Aランクぐらいに成り上がった時には、月収数十万円。
脱サラ達成!その後は自由ってわけです。
個人的見解:NO
さて、ここでかめきちの個人的見解ですが
こんな記事を書いている通り、もちろん答えはNOでした。
正直、「お金稼ぎの仕組みとしてはとても理に適っている。」
と思います。
チームの規模が既に大きいため、
飲み会起業は失敗するリスクがとても低いです。
そこでビジネス感を養い、
ランクが上がるにつれて、徐々に本格的な事業の経験を積んでいく。
チームの規模は拡大、当然利益が生まれるし、
個人で見てもかなり効率がいいですよね!
しかし、
たしかに幸せになる人が生まれる一方で
不幸になる人も一定数生まれてしまう
と感じました。
きれいごとを言っているようですが、
こんな稼ぎ方では心が持たないと思ってしまいました。
実際、かめきちも寿司パーティなどに参加しましたが
「友人は、はじめから自分のことをお金稼ぎの対象として見ていた」
ということに正直ショックを受けましたね。
とても気持ちのいいビジネスではないなと思い、
チームへの入団は辞めました。
以降、その友人とも全く連絡を取っていません。
余談ですが、かめきちが参加したチームでは
チームに入団(Cランクになる)することを
「師匠(Sランク)に弟子入りする」
と呼んでいました。
そして弟子入りの手段がこれまた強烈で、
師匠と5つの約束を結ばなくてはいけません。
たとえば、
- 師匠との時間を何よりも優先すること
- 情報源を師匠/本のみに限定すること
などです。けっこうやばいですよね(笑)。
特徴4選
ここまではあるチームの概要について解説しました。
かめきちはこれの他にも似たような団体をいくつか知っていますが、
基本的にはどれも構造は同じでした。
そしてなんとなく彼らの特徴がわかってきたので
共通項4選を紹介します。
- 熱い夢、情熱の持ち主
- コミュ力◎
- 友人・知人が豊富
- 崇拝する経営者有
1つ1つを見ていくと
どれもとても素敵な特徴でなんだかいい感じですよね!
しかし、これらのうち最も際立っているのは
4つ目の「崇拝する経営者(Sランク)」の存在です。
話が少しそれますが、
「団体によってSランクの人の呼び名が違う」
というのは個人的には面白かったですね。
それが、師匠だったり、アニキだったり、教祖だったり。
と様々でした。(‘ω’)
あくまでかめきちの考えですが、
やっぱりどれもやってることは同じなんでしょう。
さらに衝撃を受けたのが、
「俺はこの人やったら何があってもついていく。たとえ詐欺であろうとアニキが言うならやってもいい」
と語られたこともあります。
「いやいや、さすがに詐欺は100%あかんやろ!」
って思いましたが、
サウナだったのでニコニコして話を合わせておきました。
裸で取っ組み合いなんて絶対したくないですからね。(笑)
(嘘のような本当の話です。)
さいごに
さて皆さんいかがでしたでしょうか。
学生時代にはまるで縁のなかったマルチビジネスですが
社会人となり、東京に出てきてから、
「このような団体がいまだに多く存在する。」
ということを身をもって感じています。
彼らのことを完全否定するつもりはありません。
実際、
本業に加えて毎月数十万円の収入がある
というのはとても羨ましいし、すごいことだと尊敬します。
ただ、
このような団体の実態を理解せずに入団をしてしまうと
脱サラどころか、病んでもっと不幸になってしまう人も生まれると思います。
そういった方を救うためにも本記事を作成しました!
今日も読んでいただきありがとうございました!