こんにちは。かめきちです!
「建築家の働き方」と評して僕の一年間の仕事内容や働き方について紹介します。
・京大卒の社会人事情がちょい気になる!
仕事内容:構造物の設計
一言で表現すると、「災害に負けない構造物の設計」をしています。
対象構造物:橋、港、道路などなど
イメージはこんな感じ。橋・港などの大きな構造物を、長く安全に使えるように設計していきます。日本は、世界でもまれに見る災害の多い国であるため、地震や津波対策を万全にすることは極めて重要な任務だと言えますね!
設計方法:手計算や解析
ほう。で、そんなんどうやるの?
ってことですが、手計算や解析ソフトを駆使して、強度が十分足りているのかってことを丁寧に確認していきます。
正直、かなり大変な作業ですね。計算の条件や計算方法は様々な事情を汲み取って設定する必要があります。また、安全性を証明するためには、何度も何度も計算を行うことが求められます。ここでよく頭がパンクしそうになります。ていうかパンクしてます。(笑)
先輩から、「ある構造物の設計の為に1000ケース以上も解析を行い続けた」と聞いた時にはちょっと心が折れそうになりました。ていうか折れました。
勤務時間・給与
1年目での勤務時間やお金はざっくりこんな感じでした!
残業 30~35h/月
手取り 車0.1台分くらい
時給 1800円くらい
残業時間は、「月40hは超えないようにしよう!」という方針があるので30hちょい位で落ち着くことが多いです。
と言いつつも部署内では、
- 深夜にサービス残業(PCのログをちょろまかす)
- 残業時間を調整するための有給消化
というけっこう黒い風潮がはびこっているのが悲しい実情ですね。僕は「ちょろまかし残業はやらない」と決めているので、いつも「気合の切り上げ」を敢行しています。
(ちなみにですが、かめきちの場合は夜よりも朝残業の方が多かったりします。)
【簡単】ライバルと差をつける!若手社員の心構え3選!なんと言っても、上司と帰宅するときはいつも「PCログちょろまかしテクニック」の話ばかりされるのがけっこうげんなりしますね。もっとポジティブな話をしてくれるおじさんに囲まれたいな~!!!って思ってしまいます。
とりあえず、サラリーマンはけっこうハードモードですねぇ。(学生時代が甘すぎた。)
なやみごと:自由度の低さ
今の職場での一番の悩み事は、「自由度の低さ」です。
最初に写真を載せましたが、業務の対象はなかなかにごつい構造物たち。事故なんて起きようときには、多くの人々の命に関わる大惨事に繋がってしまいます。だから、安全の確保は絶対に絶対に絶対に守らなければなりません。
ってなわけで若手社員の発言権、裁量権はかなり低いんですよね。
新入社員の意思が反映されることはゼロだし、五年目クラスのエース設計士たちもかなり上層部の様子を伺いながら仕事を進めているように感じます。典型的なトップダウンと呼べそうなお堅い風潮がけっこうしんどく感じちゃったりするんですよね。。。
さいごに
まとめてみると
- 業務内容:構造物の設計
- 残業:月30~35hくらい
- 人によってはちょろまかし残業多
- 若手の裁量:✕
一年間働いてみてかなーり大変だっと思います!
やっぱり自分の意志で仕事を進められるかどうかは大きなポイントだと感じています。一方で、亀吉日記は完全フリースタイル。自分ひとりのモノなので楽しく活動を続けられそうです!
今日も読んでくれてありがとうございました。